誰もいない森のなかで「 星を集めて食器棚に並べる 」を読んだ時、遠い昔の空気の匂いがしました。
アンティーク品たち独特の時空を超えた沈黙の匂いだと感じました。/ 前中 久和さん( colissimo , rizm 代表 )

詩のような小説、小説のような詩で、短編映画のように凝縮されたことばと同様、視覚的にも美しい詩集でした。
また何編かは今までの展示会の題や内容となっており、昔を懐かしんでおります。フォントや装丁も素敵なので丁寧に扱いたくなりますが、
後ろポケットに入れて好きな場所で広げてはクタクタになっていく姿も似合う詩集だと感じました。/ 福田 匠さん (美術家)

ひんやりとした森の空気が流れてきたかのような感覚があり、
深く浸透してくるそれを味わいたくて、先を急ぐことはやめ、一度、ページを閉じました。
少しずつ、大切に楽しませていただこうと思います。/ 藤林 美保さん (quiet gallery , 乙女屋 店主)